外反母趾(がいはんぼし)の症状でお悩みなら、お金をかけずにこっそり自宅で治せたらいいと思いませんか?
外反母趾に悩む現代人はとても多く、パンプスなどのゆったりした靴よりも、つま先のつまったハイヒールを好んで履く女性は要注意!
さらに近年では男性や子供にも外反母趾が増えていますので、足の指を使わず全体で歩いていない人はご自身の足を見てみてください。

足の形が変わるだけと軽く考えて放っておくと、頭痛やめまい、自律神経失調症など別のトラブルに発展するケースもあります。
外反母趾は大きく5種類ありますので、まずはあなたのタイプがどれにあてはまるかを知りましょう。

本ページでは5種類がどんな原因でできるのか、必要な治し方や簡単なテーピング方法などをご紹介していきます。

外反母趾の定義

足の親指の第二関節がボコッと出ていて、親指の先端にかけて急激に曲がっていたら、外反母趾を疑うでしょう。
外反母趾だと診断される定義は、親指が小指方向へ曲がっている角度が15度を超えている症状です。

15度より角度が小さければ予防をする程度で、治療が必要なほど深刻ではありません。
曲がっている角度が20度を超えたら深刻度は中程度、30度を超えたら重度といえます。

外反母趾になったばかりの時期は痛いのですが、2~3年も放置してしまうと痛みを感じなくなってきます。
痛い時期は曲がっている段階ですので、この時期を逃さないよう早めに処置をしてしまいましょう。

痛くなくなったら治療しなくてもいいと誤解しそうになりますが、この段階に入ると曲がったまま戻りにくくなりますし、別のトラブルを引き超すリスクがアップします。

手術は今すぐ必要?

ちなみにもし病院を受診される場合、外反母趾は基本的に整形外科で、病院によっては専門 外来(外反母趾外来など)があるところもあります。

痛いとすぐにでも手術を受けてしまいたくなりますが、まずはテーピングなどのできるお手入れを実践し、痛みが取れたあとで、本当に手術すべきか冷静に検討されることをおすすめします。

病気やケガには、それぞれ適切な処置がありますよね。
外反母趾では、たとえ手術による治療が不可欠な症状でも、痛い炎症期の段階ではまだ手術をしないというのが基本となっているからです。

できる手段をまずは実行に移し、痛みを解消した上で手術が必要かどうかを考えましょう。

5種類ある外反母趾とその原因

外反母趾の5種類の特徴と原因を、それぞれみていきましょう。

靭帯性外反母趾(じんたいせいがいはんぼし)

親指自体が大きく小指側へと曲がっていたら、靭帯性外反母趾です。
通常は横中足靭帯と呼ばれるじん帯が足指のアーチをサポートしているのですが、これが伸びたことが原因で引き起こされます。

仮骨性外反母趾(かこつせいがいはんぼし)

親指の付け根の骨のみがボコッと出っ張っている症状は、仮骨性外反母趾です。
仮骨性外反母趾は、親指の付け根に重心が傾いた歩き方のクセがある方に多い傾向があります。

混合性外反母趾

上記の靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾の両方の症状がでているタイプは、混合性外反母趾です。
もともとは靭帯性外反母趾と仮骨性外反母趾のどちらか一方の症状しか出ていなかったのですが、年齢を重ねるにつれ2種類になって混合性外反母趾になります。

ハンマートウ性外反母趾

地面に足の指が着けられない形状のタイプは、ハンマートウ性外反母趾です。
ハンマートウ性外反母趾は生まれつきの先天性の要素から引き起こされるもので、足の指が上にそり上がるように向いていたり、元から足の指が人より長かったり、縮こまった足先の方がなりやすいタイプです。

病変性外反母趾

リウマチやヘパーデン結節、ケガ、事故などから引き起こされたものは、病変性外反母趾です。
これらの病気の要因が合わさり、脱臼や変形をしています。
病変性外反母趾は名前に外反母趾と入っていますが、他の4種類のような一般的なものとは異なります。

自分でできる!外反母趾の改善方法

外反母趾の段階によって、自分でできる改善させることができます。
まず、ストレッチを紹介します。

その他に自宅で簡単にできるケアやテーピング方法をご紹介しましょう。

足裏マッサージで治そう

外反母趾になる人の傾向として、足の指の運動量が足りないという特徴が見受けられます。
足の指の関節や足の裏をマッサージしてもみほぐしていくと、血行がよくなり代謝をアップさせられます。

血行が向上して代謝がよくなると、免疫機能を高める作用があります。
足の指があまり動かせていないと、靭帯が硬直したり、筋肉が萎縮しやすくなりますので、外反母趾を矯正させられるだけでなく、疲れにくい足になります。

足指のグーパー運動

足指のグーパー運動は、文字通り足の指を使ってジャンケンのグーやパーの動きをする運動のことです。
足の指の可動域を広げる効果がありますので、特に歩くときに足の指を使わないことが原因で外反母趾になった方などに最適です。

グーパー運動は、ただ指を縮こめたり広げたりすればいいというものではありません。
グーにするときは、しっかりと中足指節間関節を折り曲げることを意識しながら行います。
パーは広げるだけでなく、反ってしまわないように行うのが正しい方法です。

サプリメントで治そう

サプリメントは、食生活の中で十分な必要量を摂取できないときのとても助かる補助食品です。
外反母趾に効果的なサプリメントは、グルコサミンやビタミンCです。
1日の摂取目安量を守りながら、マッサージや運動と併用してみてはいかがでしょう。

サポーター

外反母趾専用のサポーターが市販されており、季節によってあった素材が選びやすくなっています。
薄くて通気性が高いもの、厚みがあるので室内向きのものなど、状況に応じて選んでみてください。

テーピングを簡単に

テーピングに慣れていないと、難しく考えすぎてしまいます。
簡単にテーピングをする方法としては、まず包帯を使用し、次に専用のテーピングテープで包帯がずれてしまわないよう留め、最後に専用のテーピング靴下を履けば完成です。
包帯と靴下を両方使うことで、誰でも簡単にテーピングができます。

男性が外反母趾になる落とし穴

つま先が狭まったハイヒールを履くわけでもないのに、男性が外反母趾になるケースがあります。
外反母趾になる男性は、足の指を使わない歩き方をする傾向があります。

正しい歩き方に改善すれば外反母趾を防ぐことができますので、かかと・指の付け根・指といった足の裏全体を使って歩くように心がけましょう。
正しくない歩き方を改善しないまま過酷なスポーツなどをすると、普段より余計に足に負担をかけてしまいますので、外反母趾を悪化させてしまいます。

子供の外反母趾対策

子供だからまだ足のトラブルなんて早いと思われるかもしれませんが、早いうちからできる予防方法があります。

外反母趾は足の指を使って歩くことが対策となりますので、地面を足の裏でつかむような動きを身につけさせてあげることが効果を発揮します。

幼い子供の足には原始反射が残っており、足の裏を軽くつっつくだけで握り返すような動きをします。
歩きはじめから4歳くらいまでに行えば、外反母趾を防ぐのはもちろんのこと、踏ん張る力をつかさどる筋肉機能の発達にもなります。

タイプ別に適切なケアを

  • じん帯が伸びたことが原因の、靭帯性外反母趾
  • 骨のみ出っ張っている、仮骨性外反母趾
  • 靭帯性と仮骨性の両方の症状が出た、混合性外反母趾
  • 地面に足の指が着けられない、ハンマートウ性外反母趾
  • リウマチ・ヘパーデン結節から引き起こされる、病変性外反母趾

あなたの外反母趾は、どのタイプか分かりましたか?

外反母趾の対策と一言で言っても、なんでもやればいいというものではありません。
ご自身のタイプの原因を改善させられれば、早く治療が進みます。
原因を確実になくしていくこと、適切な治し方を実践することで、二度と痛い思いをしないよう再発防止に努めていきましょう。

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