特定の菌が入っているヨーグルトを選んで食べることで、花粉症による目のかゆみ・鼻詰まり・鼻水・くしゃみなどの症状を改善させる効果が確認されています。
さまざまなメーカーからヨーグルトが発売されていますが、実は花粉症に効く菌が含まれているものばかりではないことをご存知でしょうか。
ヨーグルトが花粉症対策にいいとさまざまな情報から耳にする機会が増えましたが、実は花粉症への作用が確認されていないものも多いことまではあまり知られていません。

花粉症対策はシーズン中続けていくことだからこそ、カロリーが気になる方も少なくないはずです。
本ページでは花粉症に効果を発揮するヨーグルトをご紹介しつつ、カロリーの少ないものをランキングで下位からお伝えします。
数か月間続ければ摂取する総カロリー量も違ってきますので、ぜひ花粉症対策用ヨーグルト選びの参考にしてみてください。

花粉症に効くヨーグルト・カロリーランキング(下位から)

花粉症の辛い症状に効果を発揮する薬などがいろいろ市販されていますが、ヨーグルトの優れている点は整腸作用や免疫力アップなど他の健康メリットも備えていることです。
自然な食品ということもあり、年齢を問わず安心しておいしく毎日摂れるという点でも魅力的な花粉症対策法といえるでしょう。

どの製品がよく効くかは、実際のところ相性個人差があるのかもしれません。
ただ、花粉症シーズン前から症状が落ち着くまでの間は毎日根気よく対策を継続させなくてはいけないことは同じですので、今回のランキングでは7商品の中からカロリーに着目して順位づけをしてみました。

メーカーによって内容量の表示が「g」と「ml」で異なる単位を使用しているため、重量の数値だけでは比較ができず1商品あたりのカロリーで比較しています。
だいたい1商品分が1日の摂取目安量に匹敵するものが多くあります。
1商品が1日の摂取目安量として推奨されているものであれば、毎日1つ摂るだけで花粉症対策ができることになるのでカロリー計算がラクです。
ランキングは、下位から順番にご紹介します。

当サイト独自の評価基準で順位づけを行いランキング表示しています。
ランキング評価とその順位は、あくまでも目安として判断して頂ければ幸いです。

第7位・森永乳業のビヒダスプレーン加糖タイプ

ビヒダスプレーン加糖タイプは、花粉症に効き目があるビフィズス菌BB536と、ビフィズス菌を活発にする働きのオリゴ糖が含まれたヨーグルトです。
ビフィズス菌BB536とは人間のお腹の中にいるビフィズス菌の一種で、Bifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム・ロンガム)といいます。

他にもさまざまな種類のビフィズス菌がありますが、人間から発見された菌ではなく動物の体内に住んでいる菌が多い状況です。
その点森永乳業のビヒダスプレーン加糖タイプのビフィズス菌BB536は人間の体内から発見された菌ですから、人が摂取するのに適しているでしょう。
他のビフィズス菌はたいてい酸素や酸に弱い性質があるのですが、ビフィズス菌BB536は他のものより酸素や酸に強いので、大腸まで生きた状態で運ばれていきます。
1個の内容量112g入りに対し、エネルギーは111kcalです。

同第5位・明治プロビオLG21

明治プロビオLG21といえば、女優の薬師丸ひろ子さんがナビゲーターを務めて話題のヨーグルトです。
同じ明治からは花粉症に効き目を発揮するプロビオヨーグルトが発売されていますが、こちらのプロビオLG21は青いパッケージの方、別製品のプロビオヨーグルトは赤いパッケージが目印です。

プロビオLG21には、商品名にも入っているLG21
が含まれています。
正式名称はLactobacillus gasseri(ラクトバチルスガッセリー)OLL2716株と長いのですが、頭文字のLとG、さらに菌株ナンバーである2と1からLG21と名付けられています。

そもそもプロビオLG21の明治といえば国内で最初にヨーグルトを市販した企業であり、1950年の販売から今も研究や開発が続けられている老舗です。
およそ2,500種類という膨大な乳酸菌ライブラリーが明治にあり、それらを一つずつ研究が実施されました。
その結果選び抜かれたのが、胃の上皮細胞の接着機能が高く、耐久性が優れていることなどの性質が確認されたLG21株でした。
1個の内容量112gに対し、エネルギーは89kcal です。

同第5位・明治プロビオヨーグルト

明治プロビオヨーグルトは女子レスリング選手の吉田沙保里さんなどがCMに出演して話題の製品で、明治プロビオの赤いパッケージの方です。
明治プロビオヨーグルトは花粉症に効く1073R1乳酸菌が配合されており、健康維持のために体内から強さを引き出す働きを備えた、明治の研究の中で厳選されたブルガリア菌です。
ちなみに1073R1乳酸菌の正式名称はLactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus OLL1073R-1といい、多糖体(EPS)の一種です。

1073R1乳酸菌はNK細胞を活発にする性質があり、継続的に摂取することで免疫力がアップします。
NK細胞はがん細胞が増えるのを予防する機能がありますし、ヨーグルトということで整腸作用が期待できることなど、食べ続けることでいくつものメリットが得られます。
1個の内容量112gに対し、エネルギーは89kcal です。

第4位・タカナシのドリンクヨーグルトおなかへGG!

ドリンクヨーグルトおなかへGG!は、花粉症に効き目があるLGG株が配合されている発酵乳です。
リニューアルされたパッケージにも表記されているのですが、良い菌を増加させて悪い菌を減少させる働きを持った飲料です。
花粉症の症状に効くだけでなく、腸内環境が良好になるよう整える機能も持っています。

ドリンクヨーグルトおなかへGG!は1996年、日本で最初に当時の厚生省(現厚生労働省)から特定保健用食品の認可を受けた製品です。
乳酸菌の種類によってはせっかく口から摂取しても腸まで移動する間に死んでしまうものも少なくないのですが、LGG乳酸菌は生きたままで腸に到着し花粉症などへの効果を発揮します。

1本の内容量100mlに対し、エネルギーは86kcalです。
LGG乳酸菌を、ドリンクヨーグルトおなかへGG!1本を飲むだけで140億個以上摂取できます。

第3位・小岩井の大人の元気ヨーグルト

小岩井の大人の元気ヨーグルトは、花粉症に効くKW3110株が含まれた製品です。
KW3110株は乳酸菌の名称であり、キリンビールや昭和女子大学大学院共同研究で発見されました。
100種類を超える数の乳酸菌から見つかったKW3110株は、腸まで生きたまま運ばれていく性質を持っています。
死滅することなく腸内に届かなければ、乳製品のメリットである善玉菌を増殖させて悪玉菌を退治し腸の機能を整える作用が発揮されません。
KW3110株は強力な酸への耐久力を備えており、腸の粘膜に着いていられることが期待できると実証されています。

さらに小岩井の大人の元気ヨーグルトは花粉症への効果だけでなく、肝臓にいいことで知られているオルニチンも豊富に含有されています。
オルニチンはしじみに含まれている遊離アミノ酸で、1個の元気ヨーグルトを食べるとしじみ900個分にあたる400mgものオルニチンを摂取することができます。
しじみなどの食品からオルニチンを摂るのは大変ですので、休肝日を取るように心掛けているなど肝臓に気を使っている方などにいいのではないでしょうか。
1個の内容量105gに対し、エネルギーは79kcalです。

同第1位・カルピスのアレルケア(飲料タイプ)

カルピスといえばさまざまな飲料で有名ですが、アレルケアは含まれているL92乳酸菌の働きで花粉症対策に効果を発揮します。
アレルケアはサプリメントが発売されていますが、この飲料タイプはヨーグルト味に仕上げられていますのでおいしく毎日続けやすくなっています。
サプリメントが苦手という方も、ヨーグルトドリンクのような感覚で飲みやすいのではないでしょうか。

1本125ml入り(1本が1日あたりの目安量)で、エネルギーは56kcalです。
L92乳酸菌が20.7mg入っていて、正式名称はラクトバチルス・アシドフィルスL-92株といいます。
乳製品食品にはさまざまな種類がありますが、L92乳製品は一般的な乳製品から摂取することが不可能な貴重とされているものです。
カルピスが長い年月を経て取り組んできた独自の研究から、L92乳製品は発見されました。
アレルケア飲料タイプは、食品表示法で定められたアレルギー物質27品目が1品目も含まれていません。
125mlという多過ぎない分量ですので、幼い子供から高齢者の方まで続けやすくなっています。

同第1位・オハヨーのおいしく果実いちごヨーグルト

オハヨーのおいしく果実いちごヨーグルトは、花粉症に効くL-55株を摂取することができます。
プレーンタイプが多い中、イチゴの果実の自然な風味を再現することにこだわり独自製法で作られています。
普段あまりプレーンヨーグルトを食べ慣れていない方は少なくありませんので、イチゴの果肉が感じられるヨーグルトなら抵抗なくおやつ感覚で続けやすいのではないでしょうか。

配合されているL-55乳酸菌は生きたまま腸まで運ばれていきますので、途中の胃や小腸で死滅して効果が発揮されないという心配がないでしょう。
L-55株を花粉症にかかっているマウスに与えた実験が行われ、くしゃみや鼻をかくという花粉症の症状が緩和されたことです。

1個70g入りで、エネルギーは56kcalです。
4つパックで販売されており、未開封で10℃以下の冷蔵保存をしていれば賞味期限が25日間もありますので、まとめ買いしたい方などにいいかもしれません。

効果が現れやすいヨーグルトの食べ方

以下の4つのヨーグルトの食べ方に注意することで、より一層花粉症の症状を抑える働きが期待できます。

  • 自分に合うヨーグルトかは2週間を目安にチェック ──
    どんなに健康作用がある食べ物でも、体質に合うかなどは個人差があるものです。
    花粉症に効く菌や含まれているヨーグルト製品はたくさんの種類があります。
    ご自身の症状に効くかは、2週間を目途に続けてみてから判断されることをおすすめします。

 

  • 賞味期限内でも早めに摂取 ──
    乳酸菌は日を追うごとにどんどん量が減少しますので、買ってきたら早めに食べることが理想的です。

 

  • オリゴ糖や食物繊維食べ合わせをする ──
    オリゴ糖や食物繊維は乳酸菌のエサになりますので、ヨーグルトと一緒に食べ合わせばより効果が高められます。
    オリゴ糖や食物繊維は、果物や野菜などにたくさん含有されています。
    プレーンを選んで甘みが欲しいときにオリゴ糖をかけたり、バナナなどのフルーツを添えたりなどする食べ方があります。
    野菜で食物繊維を摂った食事の後のデザートにヨーグルトを食べたり、ヨーグルトに食物繊維が豊富なおからを混ぜたりなど、工夫をしながら毎日続けてみてください。

 

  • ヨーグルトを食べるタイミングは食後 ──
    胃酸に弱いという性質が乳酸菌やビフィズス菌にはありますから、食事をしたあ胃酸が薄くなっているときに食べるのが効果的です。

ヨーグルトが食べやすくなるレシピ

パンを食べるときにいろいろなトッピングがありますが、ぜひヨーグルトと食物繊維が摂れるバナナトーストを試してみてください。
トースターで食パンを焼いた上にヨーグルトを塗り、スライスしたバナナとハチミツをかけて出来上がりです。

日常生活でコツコツできる花粉症対策を

ご紹介しましたようにヨーグルトで花粉症ができる理由は、含まれている菌の性質によっては花粉症などのアレルギーに効果的だからです。
ヨーグルトの乳酸菌で免疫力をアップさせるということであれば、お味噌などの乳酸菌が摂れる食品もおすすめです。
赤ワインや緑茶などに含まれるポリフェノールも、免疫力を向上させる働きがあります。
逆に、加工食品やジャンクフードなどを大量に食べる食生活を送っていると免疫力が落ちてしまいますので注意してください。
他にも、ストレスや疲労を蓄積させない、十分に睡眠を取るなど日常生活の中でできる花粉症対策も行っていき、辛い症状を撃退できる体づくりをしていきましょう。

スポンサードリンク

スポンサードリンク